〜子どもの心を受け止めるNW(ネットワーク)みえ〜
◆ NPOからの協働事業提案
    『行政と民間(NPO)でつくる「子どもの心を受け止める
     24時間フリーダイヤル相談電話」設立に向けての段階的アプローチ』
〜「子どものこころを受け止める仕組みをみんなで考えませんか?」〜
この事業は、三重県生活部NPOチームが募集した「NPOからの協働事業提案」で採択された『MIEチャイルドラインセンター
「子どもの心を受け止める24時間フリーダイヤル相談電話設立に向けての段階的アプローチ」』提案を
「子どもの心を受け止めるNW(ネットワーク)みえ」公開ワーキングを通して協働で実施していきます。


 ■MIEチャイルドラインセンターよりの働事業提案理由
【子どもの状況】
いまの子どもたちは、仲間とともに特に異年令集団での関係が少なくなっています。
それは子どもたちから極端に遊ぶ時間が減少してしまったことにあると考えています。
子どもの日常は、家庭、学校、塾や習い事の往復であったり、あるいはテレビやゲームなどに長時間触れていることがほとんどになってしまいました。
又、核家族化の進行、コミュニティの喪失などの環境は、成長過程にある子どもたちが
子ども同士や大人との多様な人間関係を体験しながら育つ機会を結果的に奪ってしまいました。
それらの状況が、子どもの自己肯定感、自己信頼感の低下や、居場所の喪失など最近における子どもたちの様々な問題の背景にあるのではないでしょうか。
生きている実感が希薄であったり、人間関係を結ぶ力が不十分である子どもたちは様々な事件を通して大人に対し、自分達の閉塞感や不安感を発信しています。
今、子どもたちを丸ごと受け止める心の居場所づくりは急務です。
それを企業、行政、NPOが協働して取り組むことで、21世紀型地域社会の再構築に繋がると確信します。
子どもの育成環境の醸成をはかっていくことは、次世代を担う子どもたちに対する私たち大人の責任です。

【ありのままの子どもを受け止めることの必要性】
今の子ども達が必要としているのは、問題の解決を目的とせず、指示したり指導しないラインです。
何よりも子どもの「気持ち」「こころ」を聞くことを大切にする事が必要です。
これは、一本の電話線でつながる子どもの心の「居場所」といえます。まず、徹底して受容されることでほとんどの子ども達は、問題を整理し自己決定していきます。ただ、依存に慣れ気持ちを解放しきれないできた子ども達は、すぐには心を開いてはくれません。受け手の真摯な「ひたすら聴く」という態度が必要です。
受け手は、何時間でも掛け手が切るまで、聴き続ける必要があります。受け手に求められるものは、資格より資質です。
研修を通して常に自分自身の資質の向上をはかり学び続けていく姿勢が求められます。受け手のユースや大人もまたこういった社会的な仕事に誇りとやりがいを持ち、この困難な受容するという作業を通して人間的に成長していきます。理念の根底には「子どもは、一人の人間として尊重され、主体的に生きる権利を持っている そして本来自ら育つ力を持ち、社会力を持っている。」という子ども観に支えられていることが重要です。

【MIEチャイルドラインセンターのコンセプト】
@教育や社会問題、生育歴などの様々な状況で、子ども達も若者も自己肯定や自尊感情が持てず 苦しんでいるなか、心を開き安心して話せるホットラインを設置することによる心の居場所づくり
A同世代のユースが中心になって電話の受け手を担い、かけ手の話に耳を傾け共感することによる かけ手の主体的な問題解決のサポート
B前号の活動を通しての受け手の社会参画の機会の拡充と全人的成長
Cラインを通して受け止めた子ども達や若者の声の社会への還元及び子どもを取り巻く状況の向上 つまり、チャイルドラインを通して全人的発達の保障と青少年の社会参画の拡充を図ります。

【協働事業の提案

MIEチャイルドラインセンター一つの団体だけでは子どもの心を受け止めるのは充分ではありません。現在ある虐待等いろいろなラインの特徴を大切にしながら、24時間子どもの心を受け止めるラインとしたい。そして、協働プロセスを通していくなかで、子ども達の声から子どもの置かれている状況を変えていきたい。子どもを育んでいく地域社会を再構築していくことが大きな目的です

【ワーキングの目的】

@子どもに関わるさまざまなNPOや行政がネットワークをつくり、いろいろな切り口で子どもに関する問題に
取り組んでいくことを目指します。

A子ども(18歳まで)を対象とした24時間フリーダイヤル相談電話を複数の団体、行政などの協働により
実施・運営することを目指します。

【ワーキングの目指す方向】

H15年度〜H17年度の3ヵ年計画で、目的@の
(仮称)「子どもの心を受けとめるNW(ネットワーク)みえ」をつくることと
目的Aの24時間フリーダイヤル相談電話が実現することを目指してNPOと行政が協働で取り組み
必要な体制づくりや役割分担、予算議論を段階的に行っていきます。
【ワーキングで議論する主な内容】
@目的@の(仮称)「子どもの心を受けとめるNW(ネットワーク)みえ」を実現するため、ネットワークの形態や運営方法などについて議論します。

A目的A24時間フリーダイヤル相談電話を実現するための実施方法、運営方法などについて議論します。

【タイムスケジュール】
●参画団体による協働会議
平成16年8月〜平成17年1月 月2回実施
平成16年8月2日「子どもの心を受け止めるNWみえ」第4回公開ワーキングにて募集と公募にて募った団体による
●広報
受け手支え手募集広報:チラシ等配布
子ども達への広報:カード配布(三重県内全小中高校・養護学校等)
平成16年10月 デザイン
平成16年10月〜11月 印刷
平成16年11月 学校別仕分け(教育委員会・三教祖・教育事務所)
平成16年12月 配布
●トラヒック調査  
平成16年11月、12月、平成17年1月16日(日)当日(計3回) 
※11月、12月は、MIEチャイルドライン実施日金曜日を調査対象とする。
(トラヒック調査とは総着信通話回数の調査をいう。総着信通話回数とは相手まで接続が完了し、相手と話ができた通話だけでなく、話中等で通話の目的が果たせなかった通話も含む)
●ライン試行実施 24時間フリーダイヤル及び転送 TEL.0120-969-147
平成17年1月15日18:00〜平成17年1月16日18:00まで
NTT西日本フリーアクセスを利用し、現在開設している場所から県内3カ所へ転送予定
●受け手支え手研修会
平成16年12月(日程未定)
※MIEチャイルドライン講習会は平成16年8月〜12月を予定

●講演会(終了しました。)  
平成16年10月31日(日)
      目的:子ども観を共有する 
演題:「子どもが<じぶんを好きになるために>
      講師 香山リカさん
(精神科医・帝塚山学院大学人間文化学部人間学科教授)


【現在の構成メンバー】
サポート委員、三重県警察本部生活安全部少年課、北勢県民局生活環境部、津地方県民局生活環境部
三重にフリースクールを作る会、三重いのちの電話協会、ボランティアサークル「Life」
三重県教育委員会教育総務室、南勢志摩県民局、北勢県民局、三重ダルク、家庭危機管理・ひまわりの仲間たち
三重県国際交流財団、みえ市民活動ボランティアセンター、三重県健康福祉部こども家庭室
三重県生活部青少年育成室、三重県教育委員会事務局企画室、津子どもNPOセンター
三重県子どもNPOサポートセンター、MIEチャイルドラインセンター、三重県生活部NPO室

※ 公開講座はどなたでも参加できます。是非ご参加下さい。
次回第6回公開ワーキング 11月10日(水)19:00〜アスト津情報イベント情報コーナー


※説明会の日程はこちらから
@3/9(水) 東紀州・紀南地域 19:00〜21:00  紀南おやこ劇場事務所(熊野市久生屋町163-2)
A3/10(木) 北勢・四日市地域 19:00〜21:00  四日市なや学習センター第2会議室
B3/11(金) 北勢・桑名地域 18:30〜20:30  桑名市民会館第3会議室
C3/12(土) 中勢・津地域 19:00〜21:00  アスト津3Fミーティングルーム3,4
D3/13(日) 中勢・松阪地域 19:00〜21:00  三重県松阪庁舎1Fであいの広場

みえ子どもファンド 設立企画案

今までの「子どもの心を受け止めるNW(ネットワーク)みえ」公開ワーキング議事録はこちらから